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胡同の帰り道

――北京での生活について、日常の雑感を書き記していきます。

中国でのこと

山西省一泊二日の旅ーー平遥古城と双林寺

先月の話になるけれど、山西省中部にある平城古城と双林寺にまで足を運んできた。どちらも世界遺産に登録されていて、最近では北京からも高速鉄道が通るようになり、小旅行にはとても適したところだった。余談になるけど、山西省は縦に長い省で、上から晋北…

マナンさん家での出来事

先日、マナンさんという大学の先輩が僕たちを招いてホームパーティを開いてくださった。実際には僕はマナンさんにお会いしたことはなく、友人たちがせっかくなら僕も一緒にということで誘ってくれた。地下鉄に小一時間ほど乗って、駅に近い閑静な住宅街を少…

バス停の彼女とクラスメートの彼ら。

先日、大学近くのバス停でバスを待っていたら、わりと綺麗な身なりをした同年代くらいの女性が突然声をかけてきた。いきなりのことだったので何を言っているのかよく分からず聞き返してみると、「私は今日、遠いところから北京まで旅行にやってきた。しかし…

毎週水曜日のランチ(每周三的午餐)

毎週水曜日、僕は決まって学内のとあるカフェに集まった。 誰が言い出したでもなく、それがいつ始まったのかもよく覚えてないけれど、それはもうずっと昔からそう決められていたかのように、自然と僕たち4人は毎週水曜日のランチの時間になるとそのカフェに…

祝/言

天安門広場から少し東にいったところにある東単駅、その駅の近くにある劇場でお芝居を鑑賞してきた。タイトルは『祝/言』、劇団「弘前劇場」を主宰する長谷川孝治団長作の、日本の3.11と生き残った者たちのその後の生活をモチーフにした作品で、日中韓三カ国…

老舎『駱駝祥子―らくだのシアンツ 』

中国文学読書会、老舎『駱駝祥子―らくだのシアンツ 』。学のないひとりの車引きの物語。 北京の方言を使って書かれた本で、最初は言葉に慣れるのに苦労したけど、後半はぐいぐいと作品に引き込まれてそのまま読了した。 20世紀前半の貧しかった時代の北京の…

世界は想像していたよりもずっと広いような気がした話

この一週間はたくさんの出会いがあった。 正確にはそれは新しい出会いというよりかは、前から知っていた人たちときちんと知り合えたと言ったほうが正しいのかもしれない。 様々な国からやってきた留学生と話すにつれ、世界各地域で流れている時間軸がどんど…