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胡同の帰り道

――北京での生活について、日常の雑感を書き記していきます。

読書

老舎『駱駝祥子―らくだのシアンツ 』

中国文学読書会、老舎『駱駝祥子―らくだのシアンツ 』。学のないひとりの車引きの物語。 北京の方言を使って書かれた本で、最初は言葉に慣れるのに苦労したけど、後半はぐいぐいと作品に引き込まれてそのまま読了した。 20世紀前半の貧しかった時代の北京の…

太宰治『津軽』

「在る年の春、私は、生まれてはじめて本州北端、津軽半島を凡そ3週間ほどかかって一周したのであるが、それは、私の三十幾年の生涯に於いて、かなり重要な事件のひとつであった。」 この一文から始まるは太宰治の『津軽』。編集者からの依頼により、太宰が…